神経内科疾患さらに発症に関わる危険因子、併存疾患の治療を目的に開業いたしました当院は12年を経過いたしました。患者様、ご家族、介護・行政関連の皆様のご支援に心より感謝申し上げます。また、当院に患者様をご紹介いただきました、医療関係各位に深甚なる謝意を表します。主にパーキンソン病関連疾患、認知症関連疾患、てんかん性疾患、種々の神経変性疾患、頭痛、めまい、身体各部のしびれ・痛みを呈する疾患の診療に日々、従事して参りました。
当院で対応出来る最善を尽くすべく医師・看護師・事務の総力を結集して努力して参ったつもりですが、残念ながらまだまだ十分なレベル、患者様の求めておられる医療内容に達しているとはいえません。そこで令和6年5月、これまでの神経学会専門医・指導医1人体制から2名体制に移行することとなりました。
『神経内科の専門性を活かし、地域の皆様の健康、いきがい増進のために…迅速に、継続して…』という開院時に掲げましたモットーに少しでも近づけるようにさらに一層努力する所存です。今後も変わらぬご指導、ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
このたび、北里大学病院神経内科より移り、2024年5月よりお堀端クリニックに勤務することとなりました。
北里大学病院では15年間にわたり、脳卒中(脳血管内治療を含め)、パーキンソン病などの変性疾患、認知症、頭痛、てんかんと神経内科領域を幅広く主治医として担当して参りました。また脳卒中や変性疾患においては神経内科領域に留まらず高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの内科疾患、膀胱直腸障害や消化器症状などの他領域疾患との併存も多数経験致しました。
変性疾患、認知症、頭痛、てんかんなどの神経疾患が疑われる患者様、脳卒中や心筋梗塞後の患者様の内科的管理、その他内科的疾患についてもご依頼いただければ、誠心誠意診させていただきます。
今後は微力ながら今までの経験を生かし、私自身が生まれ育った地元である小田原での地域医療に貢献すべく誠心誠意努力する所存でございます。